四柱推命には、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の十干と呼ばれる星があります。ここでは、甲と乙の陰陽の木星と他の十干との関係について説明します。

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甲木の性格

甲木は陽干の木星。
太く高く伸びる樹木がイメージで、男性的でたくましく積極的な性格です。
樹木がイメージですから、まっすぐに太陽を目指して高く伸びて、たくさんの人に見あげてもらいたいと、頑張ります。

甲と壬・癸の関係

甲は壬・癸の水をよく吸収して、大地に強く根を張って瑞々しい枝葉を広げて伸びてゆく「生木」となります。

甲と丁

甲木は、燃える火、丁の薪となる関係、火が燃え続けるのを助けます。

木火通明:木が火に洩らしてよく生火すること。
命式に丁火と庚金があり、丁火が庚金を鍛えるときは、世の中の役にたち人の上に立つ人物と評価される傾向になります。

何ごともバランスが大事で、火が強すぎると木は燃え尽きてしまいます。

甲と戊の関係

甲木は戊土の高い山に根を張ることができれば、遠くからでも見える目立つ存在となります。
土は木が無い時は殺風景な風景となります。

また、硬い土を耕して柔らかくする疏土開墾は、庚・辛の金星が戊土の中に埋もれて動けない埋金現象を防ぐことができます。

「甲」日干が弱い場合

・月支が申(8月)か酉(9月)で、地支が申酉戌の西の方合、または巳酉丑の三合金局のいずれかになっている時。
・寅・卯の根がなく、天干にも木や水の助けがない。

「甲」日干が強い場合

・命式の地支に【寅・卯・辰・未・亥】など、助ける十二支がある。
・命式に甲を助ける木や水の五行がバランスよく配置されている場合。

金剋木

甲木は根が強くはってエネルギーに勢いがある時は、庚金で剪定されて床柱などの高級建築材になります。
また、庚・辛金は植木屋さんでもあり、枝ぶりの良い鑑賞に堪えられる植木としてお庭に植えられて、人の心を癒します。

春や夏の成長著しい生い茂る樹木に、庚・辛の金星が無い時は、我儘で乱暴な行動や発言で失敗します。

水生木

水は木を潤して、瑞々しい枝葉となります。

でも、水が強すぎると、漂い流される浮木の命となります。
甲木は、大地が適度に潤い、寒暖の調和がよくバランスが取れるときは、末永く安定して成長を続けることができます。

甲木は、精神面を表しますから、バランスが極端に悪い時は神経系統に弱さがでます。

甲木は基本的に、太陽の「丙」と雨の「癸」があり、柔らかく豊かな土壌の「己」があって根をはって安定すれば、素直で向上心があり成功しやすい人とみることができます。

乙木

乙木は陰の木。
女性的で控えめな性格。

乙は、ツル系植物や花がイメージで柔らかい茎を持っていて、しなやかです。
目上の人の引き立てがあって、成功します。

乙と甲の関係

乙は甲木が月干や時干に並んであり、寅・卯の根が適切な場所にあれば、藤の花が樹木に絡まって高い場所で花を咲かせている風景、藤羅繋甲(とうらけいこう)が理想です。

乙と乙の関係

乙と乙は朝顔やツタが絡みついて、地面を這う関係が想像され、足を引っ張り合う関係となり、物事がスムーズに進みにくいことが想像されます。

乙と丙の関係

乙は夏の季節以外は、丙の太陽が天干にあることを希み乙木は丙の太陽があって、木火通明となります。

乙は燥湿が大切ですから、火星の勢いが強すぎるときは、乾燥してしおれやすい、瑞々しさがない時は、外見が華やかにみえても中身が伴わず、イライラしやすい性格となり、精神的に苦しい時となり、人間関係で悩む傾向がでます。

乙と丁の関係

乙木はワラや芝草がイメージ、燃える火・丁にとって薪となる関係ですが、エネルギーは弱いのであまり役にたちません。
身弱の乙にとって、燃える丁火は燃えて無くなるかもしれないと思わせる、恐れる存在かもしれません。

乙と戊の関係

陰の植物・乙木は柔らかい茎や根ですから、陽土・戊土の硬い土に根を張ること、戊土を剋すことは難しく逆に剋されて疲れてしまう関係となり、気苦労が多い時期となる傾向がでます。

乙と己の関係

乙は陰木、柔らかい陰土・己土に根をはることは、できますから、良好な関係となります。
乙木は己土に根をはり、安定した環境を得ることができます。

乙と庚の関係

乙木は、柔らかい茎ですから、金星の刃物に剋されることを喜びません。
庚金とは、乙庚の干合の関係ですから、恋愛状態となり、互いに惹かれあう関係ですが、バランスによっては、乙木は自分でも気が付かないうちにジワジワと、神経が疲れる傾向がでます。

乙と辛の関係

乙の柔らかい茎は基本的に庚・辛金によって切られることを嫌います。
乙木から庚・辛金の通変性は官殺でもあり、正官・偏官があると気苦労が多いとみますが、2月・3月生まれや亥卯未の三合木局するなど、乙が強すぎる場合は辛の刃物で剪定することによって、きれいな花畑になります。

乙と壬の関係

乙のお花やつる草にとって、壬水は大きすぎる川の風景。
水気が強すぎると植物の根が腐ってしまう現象、戊・己や丙火が無い時は、取り越し苦労から精神的に落ち込みやすい傾向になりやすいのです。

乙と癸の関係

乙のお花やツル系植物にとって、陰の水星・癸は雨がイメージ。

乙がきれいな花として咲き続けるには、太陽の「丙」と慈雨の「癸」、そして豊かな土壌の「己」がバランスよくあることが必要です。
さらに甲に支えられて、「寅」「卯」の木の根があれば、美しい花を咲かせて、たくさんの人を癒してくれることでしょう。

甲・乙の意味するもの

身体・病気

肝臓・膵臓・神経・自律神経・甲状腺・目・頭・成長ホルモン・

酸味・ビタミンC・酢の物・

仁:愛情・思いやり・人のために尽くす

季節

方位