四柱推命の空亡は、他の占いでは天中殺や大殺界と表現されて有名になりました。
天中殺や大殺界は、凶運で悪いことが起こる、とても怖い運勢だと信じている人が多いようです。

でも、四柱推命占いで30年、いろんな人を見てきた私は、空亡は変化の時期であり、今までのその人の考え方や生き方に対して、評価が下される時期、吉運になるか、凶運になるかの転換期だと思っています。

吉と出るか・凶とでるか?は、その人のこれまでの生き方に対する評価が下されるものなので、自分の生き方が正しいと思えるなら、怖がらなくていいのです。

ここでは、空亡の種類と、その特徴を書いてみます。

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空亡は、12年に2年間、1年・12か月のうちに2か月だけ、巡ってきます。

空亡は6種類

空亡は、子丑(ねうし)・寅卯(とらう)・辰巳(たつみ)・午未(うまひつじ)・申酉(さるとり)・戌亥(いぬい)の6種類のタイプがあり、それぞれに特徴があります。

子丑(ねうし)空亡

51・甲寅(きのえとら)
52・乙卯(きのとう)
53・丙辰(ひのえたつ)
54・丁巳(ひのとみ)
55・戊午(つちのえうま)
56・己未(つちのとひつじ)
57・庚申(かのえさる)
58・辛酉(かのととり)
59・壬戌(みずのえいぬ)
60・癸亥(みずのとい)

子丑(ねうし)の場所

子(ね)は、九星気学の一白水星(いっぱくすいせい)・坎宮(かんきゅう)という北の位置になります。
丑(うし)は、九星気学の八白土星(はっぱくどせい)・艮宮(ごんきゅう)という北東位置の北側半分の場所です。

空亡・欠けるもの

欠けるものは、父親・先輩・上司など、目上の人。

子丑(ねうし)空亡の人は、親との縁が薄いとか・目上の人からの引き立てが弱い・薄い傾向にあると言われます。

求めるもの

求めるものは、子供・目下・部下。

子丑空亡の人は「初代運」と言われており、自分で運を切り開きたいという意識が強く、比較的若いうちから両親や故郷から離れて、遠くの大学に入ったり、職場を選ぶ傾向が強いです。

独立心や自立心が旺盛で、束縛や命令されることを極端に嫌い、自分で問題を解決する能力が備わっていて緻密な思考力に秀で、行動力があります。
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子丑(ねうし)空亡の性格

子丑空亡を持つ人は人当たりが良いので、第一印象は優しく穏やかな性格に見えます。

でも、内面はとても頑固で大胆な行動力があり、どんな困難にぶち当たっても、最後まであきらめずに頑張るという強い意志の持ち主です。

言葉がきついところがありますが、心の中は暖かい人です。

子丑空亡の女性は、控え目な性格にみえますが、夫が優しすぎたり優柔不断な性格の時は嬶(かかあ)殿下になります。

寅卯(とらう)空亡

41・甲辰(きのえたつ)
42・乙巳(きのとみ)
43・丙午(ひのえうま)
44・丁未(ひのとひつじ)
45・戊申(つちのえさる)
46・己酉(つちのととり)
47・庚戌(かのえいぬ)
48・辛亥(かのとい)
49・壬子(みずのえね)
50・癸丑(みずのとうし)

寅卯空亡の場所

寅(とら)は、九星気学の八白土星(はっぱくどせい)・艮宮(ごんきゅう)という北東の南側半分の場所です。
卯(う)は、九星気学の三碧木星(さんぺきもくせい)・震宮(しんきゅう)という東の場所です。

寅卯空亡の特徴

寅卯(とらう)空亡の人は、ダイナミックな行動力と負けず嫌いで向う見ずなところがあり、周りの力に頼ることなく自分だけの力で物事を成し遂げようとする、非常に強い独立心を持ちながらも、2代目や3代目として家業を継ぐ人も多いようです。

先代から引き継いだ財産を自身の才能を使って大きくすることが出来ます。

運命に逆らうことなく、素直に与えられた環境で努力すれば、経済的に恵まれた人生を送ることができます。

欠けるもの

欠けるものは、母親・兄弟・姉妹・友人。

母親や兄弟との縁が薄い傾向があり、人とのコミュニケーションが上手に取れない、生き方が不器用な傾向があります。

求めるもの

求めるものは、配偶者・家庭・気持ちを休める場所。

この寅卯空亡の人は、家庭を大切にする傾向があり、安定した家庭を築くことに努力します。

とてもポジティブな性格ですが、純情な恋愛をしたい人です。

辰巳(たつみ)空亡

31・甲午(きのえうま)
32・乙未(きのとひつじ)
33・丙申(ひのえさる)
34・丁酉(ひのととり)
35・戊戌(つちのえいぬ)
36・己亥(つちのとい)
37・庚子(かのえね)
38・辛丑(かのとうし)
39・壬寅(みずのえとら)
40・癸卯(みずのとう)

辰巳空亡の場所

辰(たつ)は、九星気学の四緑木星(しろくもくせい)・巽宮(そんきゅう)・南東の北側半分の場所です。
巳(み)は、九星気学の四緑木星(しろくもくせい)・巽宮(そんんきゅう)・南東の南側半分の場所です。

欠けるもの

欠けるものは、心や精神的な世界。

求めるもの

求めるものは、現世での利益や物理的な世界。

辰巳空亡の特徴

辰巳空亡の人はゴーイングマイウェイの傾向があり、「破天荒の運」と言われることもあります。

一般的な常識やルールに縛られない自由な発想や、自分の感じたままに生きる人です。

辰巳空亡の人は、決められた一般常識だけの生き方は嫌だという枠にはまらない、自由な生き方を選びやすい傾向があり、身内からはみ出し者と呼ばれてしまう場合があります。

でも、仕事面では、人と表面的には波風立てたくないといいながら、芯が強く粘り強い一面を秘めていて、ビジネスの世界では確実に頭角を現してゆきます。

自分で起業しても、それに見合う業績を治めることが出来るだけの強力なパワーがあります

育った環境によっては、少し感情の起伏が激しいところがでやすい傾向があります。

午未(うまひつじ)空亡

21・甲申(きのえさる)
22・乙酉(きのととり)
23・丙戌(ひのえいぬ)
24・丁亥(ひのとい)
25・戊子(つちのえね)
26・己丑(つちのうし)
27・庚寅(かのえとら)
28・辛卯(かのとう)
29・壬辰(みずのえたつ)
30・癸巳(みずのとみ)

午未空亡の場所

午(うま)は、九星気学の九紫火星(きゅうしかせい)・離宮(りきゅう)という南の場所です。
未(ひつじ)は、九星気学の二黒土星(じこくどせい)・坤宮(こんきゅう)という南西の南側半分の場所。

欠けるもの

子ども・部下・目下

求めるもの

父親・先輩・上司・目上の人

午未空亡の特徴

午未空亡の人の特徴は、一族の最後を締めくくる役目をする、という傾向があり、子供や後輩、部下など目下との縁が薄い傾向があります。

午未空亡の人は、洞察力に優れ、相手が求めていることをいち早く察知して、どんな状況でも、常に冷静に、おちついて見極めることが出来る人です。

興味があることには、熱中し過ぎて度が過ぎてしまう傾向があり、自分が興味あるものに関し深く追求したい性格が強いです。
自分の好きなことや興味あることを、豊富な知識や経験を積み重ねて、その道のプロと言われるようになります。

人との付き合いは、あまり深入りすることなく、あっさりして、上手な距離の取り方をします。

また、きれいなもの、美しいものに敏感ですから、文化・芸術・芸能方面で活躍する人も多いようです。

申酉(さるとり)空亡

申酉空亡の干支

11・甲戌(きのえいぬ)
12・乙亥(きのとい)
13・丙子(ひのえね)
14・丁丑(ひのとうし)
15・戊寅(つちのえとら)
16・己卯(つちのとう)
17・庚辰(かのえたつ)
18・辛巳(かのとみ)
19・壬午(みずのえうま)
20・癸未(みずのとひつじ)

申酉空亡の場所

申(さる)は、九星気学の二黒土星(じこくどせい)・坤宮(こんきゅう)・南西の南側半分の場所です。
酉(とり)は、九星気学の七赤金星(しちせききんせい)・兌宮(だきゅう)という西の場所です。

申酉空亡の特徴

申酉空亡の人は、好奇心旺盛で素早い行動力が特徴、本能的に前に前に進んで行く人、引く事・後退することを知らないかもしれません。

ニ代目運で、相続運を持つ、守り型の運勢ですが、強い意志と行動力の持ち主です。

二代目運とは、初代が作った事業や会社を受け継いで、三代目に渡す中継ぎの役目になりますが、受け継い事業や会社をより発展させる能力を持っています。

家庭よりも仕事を優先させてしまいやすい傾向で、家庭を疎かにしやすいため、家庭運はやや落ち着きにくいので、結婚する相手は、相性の良い人を選んで欲しいです。

戌亥(いぬい)空亡

戌亥空亡の干支

1・甲子(きのえね)
2・乙丑(きのとうし)
3・丙寅(ひのえとら)
4・丁卯(ひのとう)
5・戊辰(つちのえたつ)
6・己巳(つちのとみ)
7・庚午(かのえうま)
8・辛未(かのとひつじ)
9・壬申(みずのえさる)
10・癸酉(みずのととり)

戌亥空亡の場所

戌(いぬ)は、九星気学の六白金星(ろっぱくきんせい)・乾宮(けんきゅう)・北西の南側半分の場所です。
亥(い)は、九星気学の六白金星(ろっぱくきんせい)・乾宮(けんきゅう)という北西の北側の場所です。

欠けるもの

家系の流れ
利益の追求
物質的な世界

求めるもの

心の世界
精神的な世界

戌亥空亡の特徴

戌亥空亡は、辰巳空亡と似た傾向で、自由な発想と感覚を持ち、一族のはみ出し者や異端児と呼ばれる特徴があります。

戌亥(いぬい)の北西の場所は、天空・神仏・神社仏閣の場所でもあり、天の願いを求める?

辰巳空亡と乾空亡は、「はみ出し者」でも、辰巳空亡は現実的であり、戌亥空亡は精神的面・心の世界・自分の世界に生きることを大事にする、というところが違います。

戌亥空亡の人は、普段は穏やかな性格に見えますがいざ!という時には相手に遠慮することなく思っていることをズバズバと言い放つ、強い絵年るギーを内面に秘めています。

戌亥空亡の人は、大器晩成型の傾向があり、若い時は苦労があっても、30代を境に大きく運気が向上に向かいます。

空亡は悪いことが起こる?

空亡の年回りには悪いことが起こると書かれた本が有名になり、怖いと恐れられていますが、実践鑑定をしていると、そうとばかりは言い切れません。

よく空亡で結婚したから離婚した、と決めつけるような話を聞くことがありますが、空亡でなくても離婚することはあります。

また、仕事がうまくいかないことも、空亡のせいだけではありません。

どんな結果でも、結果が出るまでには過程があります。

いつ、どんな行動を起こしたのか?

それによって、1・4・7・10年のところで、何かが起こるのです。

空亡の時期の過ごし方

「空亡」だから、にとらわれすぎないでください。

空亡は変化の時期です。

現実を把握して冷静に行動すれば、大概の事は無事に乗り切ることができると信じています。

四柱推命は、人が生まれた、年・月・日・時間で運命を想像する一つの学問です。

人の運の成否は、生まれた日が持っている星回りだけでなく、生まれた環境やご先祖さまの陰徳、本人がもって生まれた才能の自覚や目的に合わせた努力などが重なり合って、運命が巡ると思います。

統計学と言われる四柱推命ですが、同じ日に生まれて誕生日は一緒でも、両親が違えばDNAが違うし、親が裕福なのか貧乏なのかで教育環境に大きく左右するでしょうし、人との出会いにも大きく影響して性格が作られていきます。

年・月・日・時の運を推し量ることが四柱推命だと思いますが、これだけで、その人の性格を断定したり、人の人生の吉凶を判断するには、怖いと思っています。

四柱推命占いが大好きな泰 璃佳です。

でも、四柱推命だけで判断しないで、まして空亡に振り回される事なく、自分の今の環境を冷静に見てどうなりたいと思っていて、なぜ動けないのか?をきちんと棚卸しすることで、見えてくるものがあります。

ぜひ、自分らしく生きて幸せを掴むために、占いと上手に付き合って、空亡を乗り切ってくださいね!