四柱推命の見方・ 特殊な型に「従格(じゅうかく)」と呼ばれるものがあります。流派によっては別の言い方もあるかと思いますが、私は、「従格」と呼んでいます。従格には4種類ありますので、説明させていただきます。

スポンサーリンク

従格とは?

従格とは、命式の日干以外に日干を助ける五行が無い命式を言います。
日干が1つだけで、日干を助けてくれる五行がない、従格となる誕生日の人に共通して言えることは、エネルギーが弱く・超身弱という表現をされます。
生き方としては、「運に従え・人に従え」ということで、自分の意思を持たずに素直に、親や上司や妻に従うことが、運勢が良くなる、大きな成功を得る、とされます。

4つの種類に分けられます。

従児格

 
命式中の五行が、日干から生じられる五行によって構成されるもの。
例えば日干が甲(木)の人の場合、木が火に漏らす関係・命式の日干以外の五行が火の五行しかない時、通変星は食神・傷官のみとなる場合に従児格と呼びます。

食神・傷官とともに、一つか二つの財星がある場合も従児格は成立します。
日干と同じ五行があったり、日干を助ける印星があるときは、
子供に従っている環境や食神や傷官が示す職業についている場合に安定した運勢となります。

従財格

日干以外の五行が偏財や正財しかない命式を従財格と呼びます。
財星が大過する命式で、社交的でみんなに優しい性格ですが、優しすぎて優柔不断で決断力が弱い傾向になります。

そして、エネルギーは弱いのに、みんなに好かれたいとか嫌われたくないとか、周囲に気をつかいますから、疲れやすい体質です。

例えば、日干が甲(木)の誕生日で、日干以外の他の五行が全て戊・己・丑・辰・未・戌の土星しかない時・通変星が偏財か正財のみとなる場合に従財格となります。

財星以外に、食神・傷官がひとつかふたつある場合も従財格とします。

木村拓哉さんの命式
日 月 年
戊 辛 壬
申 亥 子

男性なら妻に従うほうがうまくいく、とか親や先祖からの商売を引き継ぐなど、自分で運を切り開くというよりは、周囲が用意してくれた環境に順応していく方が人生は安定します。

男性は、しっかりとした性格の姉さん女房と結婚するのが理想ですが、木村拓哉さんはそんな感じで、自分は仕事に集中できます。

女性なら父親が選んだ人と素直に結婚するなど、自分の意思を持たない方が安定した運勢となります。

従殺格

 
日干以外の五行が、日干を剋する五行しかない命式を呼び、通変星は官星のみになります。
日支だけに正官があり、月支の通変性が偏官となるような場合も従殺格とします。
偏官のなかに財星が一つか二つある場合も成立します。

男性なら一つの仕事に専念する、女性なら夫に合わせて家庭を大事に守っている環境なら運勢は安定します。

従官格

 
日干以外は、官星だけの命式で従殺格と似ていますが、日以外の五行が正官だけで構成される場合を従官各と呼びます。
月支が正官になっていて、日支だけに偏官がありそれ以外は正官で構成されている命式も従官格とします。

男性なら、一つの仕事に打ち込むこと、女性なら頼りになる夫に従いながら家庭を大事にしている限り、人生は安定します。

これらをまとめて「従格」と言っていますが、従児格・従財格・従殺各・従官格に当てはまるときは、日干を助ける五行が巡る時、比肩・劫財や印星が巡った時が凶作用が出やすい時となります。

従格は、人に従え、運に従えと言われ、自分の意思を持たず、親や上司などに言われたまま素直に受け入れて、経験しながら力をつけて周囲の援助によって成功していく誕生日です。

大いなる発展も期待できるのですが、大運などに身旺運が巡ると、自分の意思が強く出て素直に従うことができなくなります。

素直に従えない時は、今まで築き上げた地位や名誉をを失ってしまったり、体調を崩すこともあり、ジョットコースターのような運にならないように注意してもらいたいものです。