四柱推命は専門用語が多いので、いまいちどういう意味なのか分からない方もいらっしゃるのではないかと思います。そこで今回は十二運のひとつ、「建禄」の意味と性格です。

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建禄の意味

建禄は人の壮年期とされます

壮年期は、たくさんの経験を活かし仕事が順調に発展して、社会的な地位や名誉を得て、世間から評価されます。

世間の信用も篤く、生活も安定するようになると、人は自分の城(家)を建てたいと考える、そんな時期を表しているのがこの建禄という運勢、十二運の中でも強いエネルギーの盛運期となります。

建禄の性格

建禄は、プライドが高く、誇りがある、気位が高い、そういう表現される、自分を卑下することが許せない命です。

でも、そうだからからこそ、努力もするし、人に負けない自分があり、命としての力量は充分過ぎるほど持っています。

あとは社会に出て、自分のおかれた環境の中で、自分が持っている力量を思い切り発揮するか?なのです。

ただし、意外と気が弱いところがあって、命の強さが時として負の気が支配してしまい、土壇場にならないと本当の真価が発揮しきれない、あるいは自分でも判らないということがあります。

ですから、表面的には頑固で偏屈であり、柔軟性のない堅物と、世間からは見られそうです。

当然、冗談も調子に乗らないと言えませんし、まず本音を相手に見せるようなこともないのが建禄の命です。

プライドの高さは自己防衛としても機能しますから、自分に自信の無いことは避けるというか関わりたくないし、見られたくもない、いうなれば、急所の部分ですから、この部分を気付かない振りをするか、触れないことが、付き合う人には大切になります。

過剰反応をされると作用は強いのですから、お互い傷を負うのです。

そういう命ですから、社会の中でも自分と他の人と一緒とかの評価であるとか、同じ地位であるとすればその中でそれなりにしか出しませんし、出そうとしないのです。

よって、自ら競争してでもとか、足を引っ張ってでも勝とうとすることは稀です。

見かけでは、建禄の命の強さがわからないことがあります。

建禄の十二運の場合、自己に対しては非常に意識しますから、本来は社会的な立場であるとか、地位を得るとそれに相応しい自分を作り出すのです。

ここに他の十二運との違いが強く出てきます。

ですから、敵に回すと或いは対立すると、予想外の反撃を受けたり、逆に追い込まれることがあるのです。

上下関係とか社会のルールなどは守るのが基本ですし、、決めたことや考えたことをやる以上は妥協できないことから、非情とか厳しいとみられることもあるわけで、情という部分は表現は下手です。

また、建禄の命の強さが社会と馴染めないと人のせいにしたり世の中のせいにしてしまい、自分自身の位置付けを是とできない部分はあります。

このことは堅実性、確実性も備えつつも力量自体は充分に備えていながら、あえて突出することをしないでいることも多いけれど、責任感の強さ、真面目さ、忠実さ、誠実さはありますから、あまり変化のない環境の中でその本当の力を発揮できるようになっていると社会の中で成功します。

磨かれるか・原石のままで気づかれずに、或いは自分自身も建禄のエネルギーの強さに、気付かないままで一生を過ごす、そういうことだってあります。

根気もありますし、十二運は壮年期の位置ですから、活躍するポジションにいるかどうかで運勢はまったく違ってきます。

臨機応変に対処する能力は弱いので、自分の信念で思い切り仕事と向きあえたり、大きな組織の中で位置を確保しておけばその真価は周りが認めてきます。

内面は、自信家でありながら誇示することは少なく、おとなしい面を見せながらもおだてに乗りやすく、負けず嫌いでもありますから自己との闘いです。

自分の弱さ、危うさは一番気にしますから、そういう精神面は問題ですが、何事もいい加減なことはできないはずですから、準備したうえで対応していこうとします。

よって、軽率な行動はできませんから、タイミングは遅れることはありますが、徐々に成功に向けて一歩ずつ前進する前向きな姿勢がある限り、運勢は見放しません。

人を指導する・教育する・管理する・監督」する・指揮をとる、いずれも問題ありません。

自分自身がやると決めれば可能性は自ずと生じてきますから大丈夫です。

建禄は、女性にとっては強すぎる傾向はありますから趣味に打ち込んだり、働くことで気を発散させることは、大切な気を有するとなります。

強調するとか、妥協するとかは本質から合いませんから、自己の考えで行動していないとき、周りに合わせている時、建禄は活動していない状態、そういうことでもあります。

動き出した時、今までとは違う自分がそこに生まれる、それぐらい秘めた気はあるのです。

建禄の生き方・運勢

建禄は、次男以下に多い命ですが、実家との縁は深い十二運と言えるし、兄がいたとしても、建禄の命はそれを凌ぐ力量があり、家督を継ぐとか、親の面倒をみる人が多いです。

神経的には細い面があるので神経質になったり過剰に反応してしまうことがありますが、義理は堅いし大切にします。

現実を理解して無理な事や強引なことをしないで着実に進むのが建禄、融通が利かないし堅苦しいので、チャンスを自ら逃したり、タイミングがズレる場合があります。

建禄のエネルギーは強いが、その作用は、内内向的に作用することが多く、自分で自分を考えてしまい、大胆な行動も思い切った決断も自ら鈍らせることがあります。

自尊心・プライドは十二運の中でも一番強いことから、すべてをさらけ出すとか、本音で付き合うことができない傾向、弱みを見せたり知られることはできないので、気がつけば我慢するだけ、一人で苦労を背負うだけという状況になりやすく、孤立、孤独になりやすい。

焦りは生じるし、何事も過度に考えすぎて躊躇したり取り越し苦労をすることが多いです。

客観的な判断は優れていますが、社交性は、陰の気があるので意外と下手、命としての可能性も社会とのかかわりの仕方で大きく変わるし、運勢としても花開く人もいれば、不本意な人生となる人もいる。

命作用を、陽として社会で発揮する場合は、結果が残せるが、自己にこだわることで周りと、社会と対立すると害そのものであり、不遇に甘んじる大器晩成ともなり得るし、磨かれないまま原石で終わるか、いずれか、肉体労働型ではないので、その頭脳を活かすことが大切です。

専門分野、研究・学者などで開花する傾向があり、臨機応変さはないので、実業家としては少々苦労します。

男性は、堅苦しさが雰囲気を壊すので冷たさを感じます。

女性は一家の中心にもなりうる任を負うこともあり、気のはけ口をつくる方が良いでしょう。